A.日语新闻中文版
在新冠病毒疫情迅速蔓延的情况下,日本政府决定缩短密切接触者的隔离时间,以避免给社会经济活动带来影响。

7月22日,日本全国的新冠单日新增病例已超过19万例,连续3天创下新高。厚生劳动省的统计显示,截至7月20日在自家疗养的病例也多达61万余例,创下了新高。
日本首相岸田文雄7月22日晚发表演说时表示:“现阶段还没有考虑实施新的行动限制,但我们将在维护和加强医疗体制,采取有轻重缓急的防疫措施的同时,分阶段地做出努力、采取行动,恢复社会经济活动。”
日本政府决定,为了避免给社会经济活动带来影响,包括医疗第一线在内,将要求密切接触者在自家等处进行隔离的时间从原则上7天缩短至5天,如果第二天和第三天的抗原检测结果均为阴性的话,将可以在第三天解除隔离。
此外,由于患者增加等因素而使越来越多的人难以前往发热门诊就医,日本政府还决定,为了方便出现症状的人在前往发热门诊就医之前就能自己进行检测,将在发热门诊发放抗原检测试剂盒,并在近期内把接受患者的病床也增加至5万个。
日本政府希望通过以上措施,首先避免医疗界负担过重的情况,并在观察今后的疫情发展趋势和医疗提供体制承受能力的基础上,研究是否有必要采取进一步的应对措施。
B.日语新闻简易版
新型コロナウイルスの濃厚接触者 家にいる期間が5日になった
新型コロナウイルスがうつった人の近くに長い時間いた濃厚接触者について、政府は22日からルールを変えました。働く人が足りなくならないようにするためです。
濃厚接触者が家などから出ることができない期間は7日でしたが、短くなって5日になりました。2日目と3日目に抗原検査をして、ウイルスがうつっていないことがわかった場合は、もっと早く3日目に外に出ることができます。
熱が出て病院に来る人が増えて、病院が大変になっています。このため政府は、病院に来た人に病院が抗原検査の道具を渡して、自分で検査をしてもらうようにすることを準備しています。
厚生労働省の後藤大臣は「働く人が足りなくならないように、そして病気がひどくなる人が増えないようにしていきます」と言っています。
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*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
濃厚接触者の待機期間 5日間に短縮 社会経済活動の維持のため
新型コロナの感染の急拡大を受け、岸田総理大臣は後藤厚生労働大臣ら関係閣僚と対応を協議し、社会経済活動を維持していくため、22日から濃厚接触者に求める待機期間をこれまでの原則7日間から5日間に短縮することを決めました。
2日目と3日目の抗原検査が陰性→3日目に待機解除可能に
新型コロナの感染の急拡大を受け、岸田総理大臣は22日午後、総理大臣官邸で後藤厚生労働大臣や山際新型コロナ対策担当大臣らと対応を協議しました。
その結果、社会経済活動を維持していくため、22日から濃厚接触者に求める自宅などでの待機期間をこれまでの原則7日間から5日間に短縮し、さらに2日目と3日目の抗原検査が陰性であれば、3日目に待機を解除できることを決めました。

また、発熱外来が受診しづらくなっている現状を踏まえ、症状のある人が受診前に自分で検査できるよう、発熱外来で抗原検査キットを配るとともに、その検査結果を医師が配置されている自治体の窓口などに連絡すれば、健康観察を受けられる体制を整備するとしています。
さらに、医療提供体制の構築のため、医療機関などに対する財政支援策のうち、今月末が期限となっているものを、9月末まで延長するとしています。
このあと後藤厚生労働大臣は記者団に対し、現在開発が進められているオミクロン株に対して高い効果が出るよう改良したワクチンについて、早ければことし秋以降に、すべての人を対象に接種することも想定して準備を進める方針を明らかにしました。
そして「社会経済活動をできる限り維持しながら、重症化リスクのある高齢者を守る対策に全力を挙げて取り組んでいきたい。改めてマスクの適切な着用や手洗い、3密の回避や換気などの基本的な感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけました。