A.日语新闻中文版
7月8日,日本前首相安倍晋三在奈良市发表演讲时,被人从身后袭击,中弹身亡。对于当时的警备工作未能防止遇袭事件发生,警察厅汇总了一份调查报告,并于8月25日公布。

调查报告指出,招致严重后果的最大问题是安倍前首相后方的警备工作做得不充分,使得嫌犯有机会靠近。造成这种情况的原因包括,演讲前突然改变警员配置,将警戒重点放到了前方,但没有进行信息共享,且没有作出补充后方警力等指示。
此外,对于奈良县警察本部制定的《警护警备计划》,调查报告指出,该计划简单沿袭过去的计划内容,没有考虑到后方的危险,没有安排足够的警员,没有明确写入指挥官的职责等,存在一系列纰漏。
调查报告指出,警察厅此前一直委托当地警方制定《警护警备计划》,除首相或国宾等以外,不接受事先汇报,没有一个对危险性等作出判断的有效机制,今后将进行调整和改善。
B.日语新闻简易版
安倍元総理大臣が撃たれた事件「後ろの警備が十分ではなかった」
7月8日、奈良県で演説をしていた安倍晋三元総理大臣が銃で撃たれて亡くなりました。警察庁は、このときの警察の警備の問題を細かく調べていました。
警察庁は25日、いちばん大きな問題は安倍元総理大臣の後ろの警備が十分ではなかったことだと言いました。このため、銃を持って後ろから来た容疑者を止めることができませんでした。警備の計画にも問題がありました。
警察庁の中村格長官は「警備のしかたを大きく変えて、このような事件がもう起こらないようにします」と言いました。そして、長官を辞めると言いました。
警察庁は、奈良県警察本部の鬼塚友章本部長の給料を3か月、警備部長の給料を1か月、少なくすることを決めました。鬼塚本部長は「責任を取って辞めます」と言いました。
*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
安倍元首相銃撃 なぜ防げなかった 警察庁の検証結果は
安倍元総理大臣が演説中に銃撃されて死亡した事件を受け、警察庁は当日の警備について計画に不備があった上、現場の指揮や情報共有も不十分で容疑者の接近に気付けず重大な結果を招いたなどとする警備の検証結果をまとめました。警護の基本事項などを定めた「警護要則」をおよそ30年ぶりに刷新して警察庁の関与を強めるなど、要人警護の運用について抜本的に見直す方針です。
先月8日、奈良市で演説中に安倍元総理大臣が背後から銃で撃たれて死亡した事件を受け、警察庁は襲撃を未然に防げなかった当時の警備について検証結果をまとめ、25日公表しました。
報告書は、およそ40ページにわたって当時の警備について検証した結果をまとめています。
それによりますと、重大な結果を招いた最大の問題は、元総理大臣の後方の警戒が不十分で容疑者の接近を許したことだと指摘し、その要因として演説の直前に警察官の配置が変更され前方の警戒に重点が置かれることになりながら情報共有されなかった上、手薄になった後方を警戒する警察官を補強するなどの指揮がとられなかったことなどを挙げています。