A.日语新闻中文版
6月8日,为新冠疫情防控政策提供建言的日本厚生劳动省专家组在会议上指出,虽然日本全国的新增确诊病例保持减少的趋势,但进入夏季后有可能出现回升。

专家指出,短期之内大城市的新增确诊病例数将继续保持减少的趋势。不过随着时间的推移,第3剂次疫苗的防护效果以及感染后形成的免疫力将逐渐减弱;而且,7月以后暑假来临,人际接触难免增多;加之可能会有奥密克戎的新变种成为新的主要流行毒株,为此,进入夏季后,新增确诊病例数有可能出现回升,需密切关注医疗服务供给等是否会受到影响。
另外,针对逐步放宽的口岸防疫,专家表示,要继续要求入境旅客在出发前接受规定检查,并对口岸防疫检查中发现的阳性样本实施病毒遗传基因解析,及时把握变异毒株的入境情况。
B.日语新闻简易版
「ウイルスがうつる人は少なくなっているが、夏ごろが心配」
新型コロナウイルスの問題で、厚生労働省の専門家の会議が8日にありました。
会議によると、今は東京都や大阪府、愛知県など人が多い所や地方のまちなどでも、去年の夏に比べてウイルスがうつった人が少なくなっています。子どもから大人まで全部の年代で少なくなって、亡くなる人も少なくなってきたと言っています。
しかし、これからワクチンの効果などが下がります。夏休みで人と会うのが増えることや、オミクロン株の新しい種類が広がるかもしれないため、専門家は「夏ごろにウイルスがうつる人が増えるのが心配です」と言いました。そして、ワクチンの3回目の注射をする人をもっと増やすことや、マスクをしたり手を洗ったりすることを続けていくことが大切だと言いました。

*汉字读音请参考图片
C.日语新闻普通版
新型コロナ専門家会合 “感染者 減少傾向も夏ごろに増加懸念”
新型コロナウイルス対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれ、全国の感染者数は減少傾向が続いている一方で、時間がたつとワクチン接種などで得られた免疫の効果が下がっていくことなどから、夏ごろには感染者数の増加も懸念されると指摘しました。
専門家会合は、現在の感染状況について全国で減少傾向が続き、首都圏や大阪府、愛知県など大都市圏のほか、一部の地方都市でも去年夏の第5波のピークを下回っているほか、人口当たりの感染者数が全国で最も多い沖縄県でもこの3週間、減少傾向が続いているとしています。
年代別でもすべての年代で感染者数は減少し、これまで横ばいだった亡くなる人の数も減少に転じたとしました。
今後の感染状況について、短期的には大都市部で減少傾向が続くことが見込まれる一方で、3回目のワクチン接種やこれまでの感染によって得られた免疫の効果が徐々に下がっていくこと、来月以降は夏休みの影響もあって人との接触機会が増えること、オミクロン株の新しい系統に置き換わっていく可能性があることから「夏ごろに感染者数の増加も懸念される」として、医療体制への影響などを注視する必要があると指摘しました。
また、緩和が進む水際対策については、海外から訪れる人に対して日本に向けて出国する前の検査を継続して求めつつ、日本に入国する際の検査で陽性となった人については、変異ウイルスの状況を監視するためウイルスの遺伝子解析を続けることが必要だとしました。
専門家会合は、地方都市を中心に全国の半数以上の地域でいまだに去年夏のピークよりも感染者数が多い状況が続いているとして、ワクチンの3回目の接種をさらに進めるとともに、少しでも体調が悪ければ外出を控えること、不織布マスクの正しい着用、手洗い、1つの密でも避けるといった基本的な感染対策を徹底することなどを呼びかけました。
さらに、高齢者の重症化を予防するために、介護福祉施設では入所者への4回目のワクチン接種を進めるよう求めました。